物流事例:精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

精密機器輸送の実績と全国インフラを活かし
シュレッダーの保管から搬入設置まで一括受託

OA機器販売会社のW社様は、オフィスの情報セキュリティを守るシュレッダーを中心に、さまざまなオフィス機器を販売している企業です。機密文書の安全な廃棄を担う製品の性格上、取引先は官公庁、地方自治体、金融機関、大手企業など、コンプライアンス意識の高い組織が中心です。製品ラインナップはパーソナルタイプから業務用の大型機まで幅広く、オフィス向けシュレッダーだけで数十種のアイテムを展開しています。

精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

品質への要求が高まり、委託先の見直しへ

業務用シュレッダーは、単に「届ける」だけでは商品になりません。設置場所への搬入から、電源コンセントの接続、試し裁断による動作確認まで、一連の設置作業が完了してはじめてエンドユーザーの手に渡る製品です。かつてW社様では、こうした物流、設置業務を別の物流会社に委託していましたが、配送品質の面で課題を抱えるようになっていました。精密機器であるシュレッダーの取り扱いには、製品特性への深い理解と現場スタッフによる丁寧な作業が求められます。導入先の顧客から求められる品質水準が高まるなかで、委託先の見直しが経営課題として浮上してきました。

精密機器物流のノウハウと既存インフラが決め手に

W社様が新たな委託先として選んだのが、当社・SBSネクサードです。選定の理由として最初に挙げられたのは、精密機器の輸配送で長年培ってきたノウハウと実績でした。シュレッダーのような精密機器は、輸送中の振動や衝撃による内部損傷リスクがあります。その取り扱いに精通している物流会社であることが、選定での絶対条件でした。

精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

加えて、当社がすでに保有していた物流インフラが即戦力として機能できる点も、高く評価されました。保管拠点、全国配送ネットワーク、ツーマン配送体制といった既存インフラを活用できるため、新たな設備投資を必要とせず、立ち上げを迅速に進められる見通しが立ちました。コストと立ち上げ速度の両面で合理的な条件が揃っていたことが、最終的な決め手となりました。当社は精密機器をはじめとするさまざまな商品カテゴリーの物流を手がけており、新たな業種・品目への対応においても既存インフラを機動的に活用できる体制を備えていました。

入出庫から搬入設置まで全工程を一括受託

現在、当社ではW社様向けとして以下の物流業務を一貫して担っています。

入出庫・保管・在庫管理
精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

W社様のオフィス向けシュレッダー数十種を当社拠点で受け入れ、品番・型番ごとに適切に管理、保管しています。

幹線輸送・全国エンドユーザー配送
精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

在庫拠点から全国の配送拠点へ横持ち輸送を行い、そこからエンドユーザーのオフィスまで届けています。配送先は法人オフィスが中心で全国エリアをカバーしています。

搬入・設置作業
精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

大型の業務用シュレッダーはツーマン配送で対応しています。エンドユーザーのオフィスへの搬入後は、電源コンセントの接続、試し裁断による動作確認まで、一連の設置作業を担当スタッフが実施します。さらに、旧機種の同時回収にも対応しており、W社様の顧客に対してワンストップの物流サービスを届けています。

2拠点BCP体制で月間数千オーダーを支援

当社のW社様向け業務は、BC横浜福浦BC関西の2拠点体制で運営しています。2拠点での分散対応は、災害や緊急事態が発生した際のBCP(事業継続計画)対策として機能します。一方の拠点に支障が生じた場合でも、もう一方でカバーできる体制を整えており、全国に広がるエンドユーザーへの安定した物流サービスを継続しています。

精密機器3PL、東西2拠点で一括受託

この体制のもとで、現在は月間数千件の入出荷、配送、搬入設置作業を処理しています。件数の波動が大きいという物流特性がありますが、2拠点の連携で繁閑に応じた柔軟な対応を実現しています。W社様のように官公庁や金融機関を顧客に持つ企業にとって、物流の安定性・継続性は取引先への信頼に直結します。その要求水準を満たす体制を、当社のインフラで支えています。

新体制への移行後、W社様から特に評価されているのが、作業状況の確認やトラブル発生時のエスカレーション対応の迅速化です。現場で発生した問題や確認事項を速やかに共有し、対応の判断を早める仕組みが機能するようになったことで、配送品質の向上につながっています。精密機器の取り扱いに慣れたスタッフが対応していることも、現場品質の安定に貢献しています。

業務用シュレッダーは、エンドユーザーのオフィスに確実に届き、正しく設置され、使用可能な状態になってはじめてその価値を発揮します。W社様が顧客に提供するサービスの品質は、物流の最終工程の質にも大きく左右されます。当社はその最終工程を担う物流パートナーとして、今後もW社様のビジネスを支え続けていきます。W社様とともに積み上げてきた対応実績をさらに深め、より安定した物流品質の実現に向けて取り組んでいきます。

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